要点: Spytrendのハブは、誰が広告を出しているかではなく、広告の流入先からデータを見られるセクション。流入先の各プロフィールと、そこへ向かう広告の数が分かる。今どのTelegramチャンネルに最もトラフィックが集まっているか、Instagramのどのプロフィールか、App Storeのどのアプリが最も盛んに宣伝されているかを追える。

ハブとは

ハブは最初、何を指すのか分かりにくい。基本から整理しよう。

Telegramというプラットフォームの中では、誰でも自分のチャンネルを作れる。Instagramも同じで、プロフィールはそれぞれの運営者のもの。App Store、Amazon、Kickstarterにも、ひとつの場所に何千もの個別ページがあり、それぞれを誰かが運営し、宣伝している。Spytrendがハブと呼ぶのは、こうしたプラットフォーム上に作られた個別のリンク先だ。

Spytrendのハブ:プラットフォームのタブと広告の流入先プロフィール

ここからが本題。広告には必ず行き先がある。ハブは、広告主ではなく流入先を軸にデータを並べる。見出しにも「Drill down ads by destination platform」とある。広告を流入先のプラットフォームから掘り下げる、という意味だ。料金と制限は料金ページで確認できる。

ハブの中では、流入先の各プロフィールと、そこへ向かう広告の数が見える。今どのTelegramチャンネルに最もトラフィックが集まっているか。Instagramではどのプロフィールか。App Storeではどのアプリが最も盛んに宣伝されているか。流入先ごとに追える。

画面の見方

画面上部のタブは2段ある。

  • 1段目はハブの種類。「ソーシャルメディア」「アプリストア」「Amazon」「Eコマース」「プラットフォーム」「人気」から、どの流入先を見るかを選ぶ。
  • 2段目は、「ソーシャルメディア」内のプラットフォーム。「Facebook」「Instagram」「Telegram」「WhatsApp」が並ぶ。手元の画面では「Instagram」を表示しており、そこへトラフィックが流れているプロフィールは20,742件だ。

その下には、プロフィール検索、「広告数が多い順」の並べ替え、「カテゴリ」、「合計の下限」「アクティブの下限」「継続中の下限」、日付範囲のフィルターがある。

1行で分かること

各行は広告の流入先プロフィールと、そこへ向かう広告の集計を示す。「Facebook」タブをギャンブルで絞った例を見よう。

Slot Mate - Free Slot Casino(初出:2024-12-16):

  • ギャンブル 92%。
  • 国・地域はCA 3%、ES 3%、QA 3%、ほか111か国以上に分散。ほぼ世界中からこのプロフィールへ流している。
  • 合計868件・アクティブ0件・継続中0件・停止865件。ここへ向かった広告は計868件だが、現在アクティブなものはゼロ。出稿の波は終わっている。

Legendary Hero Slots(2025-05-14):

  • ギャンブル 76%。FR 17%、US 17%、DE 16%。
  • 合計671件・アクティブ13件・継続中13件・停止658件。こちらは現在も13件がアクティブで、その13件すべてが継続中だ。

Rock N' Cash Casino Lite(2025-04-02):

  • ギャンブル 87%。CA・US・FRがそれぞれ8%、ほか26か国。
  • 合計367件・アクティブ17件・継続中17件・停止346件。この3件の中では、今いちばん動いている。

4つの数字の意味

数字の意味は、ウェブマスターで見たものと同じだ。

  • 合計:このプロフィールへ向かった広告の総数。
  • アクティブ:現在、このプロフィールへ向かっている広告の数。
  • 継続中:配信が定着し、安定して続いている広告。
  • 停止:すでに止まった広告の数。

直近のクリエイティブのサムネイルと、国旗付きの国・地域別内訳も見える。どこからそのプロフィールへトラフィックを送っているかが分かる。

ハブをどう使うか

ハブでは、個別の広告を見ただけでは分からないトラフィックの流れの組み合わせを探せる。

見るのは広告単体ではなく、「どこから→どこへ」というルート。ギャンブル広告が今、どのTelegramチャンネルへ向かっているか。同じカテゴリで、どのInstagramプロフィールへ流しているか。直近1週間で広告が急増したApp Storeのアプリは何か。個別のクリエイティブより、今動いているトラフィックの方向をつかめる。

タブを切り替え、プラットフォームとカテゴリを見ていくと、流れの変化が見えてくる。たとえば、Facebookからのデーティング広告が、ランディングページではなくInstagramのプロフィールへ一斉に流れ始める。あるいは、ギャンブル広告の流入先が一斉にTelegramへ向かい始める。これは、うまくいったクリエイティブを見つける話ではない。市場のトラフィックがどこへ動いたかをほかより先に見て、自分で判断する。考えていなかった新しい方向が見つかることもある。

狙いを絞ることもできる。「Telegram」を開き、自分のカテゴリを選び、「広告数が多い順」に並べれば、今その分野で最もトラフィックが集まるチャンネルが分かる。Instagram、アプリストア、Amazonでも同じ見方ができる。

ハブのまとめ

ハブは、ファネルを流入先側から見るセクションだ。これまでのセクションが「誰が何を宣伝しているか」を示すのに対し、ハブは「その広告がどこへ向かうか」を示す。流入先のプラットフォーム別に市場を見て、今どのプロフィール、チャンネル、アプリに最もトラフィックが集まり、どのカテゴリで、どの国・地域から流れているかを確認できる。

中心になるのは、トラフィックのルートから運用パターンと方向を見つけること。出来合いのクリエイティブを見るのではなく、市場がどこへトラフィックを流しているかを見て、自分の判断につなげる。

FAQ

Spytrendのハブとは?
Telegramチャンネル、Instagramプロフィール、App StoreやAmazonのページのように、プラットフォーム上に作られた個別のリンク先のこと。ひとつのプラットフォームに何千ものページがあり、それぞれを誰かが運営し、宣伝している。

ハブはほかのセクションとどう違う?
これまでのセクションは「誰が何を宣伝しているか」を示していた。ハブは「広告がどこへ向かうか」を示す。広告主ではなく、流入先のプラットフォームを軸にデータを見る。

ハブにはどんな種類がある?
1段目のタブは「ソーシャルメディア」「アプリストア」「Amazon」「Eコマース」「プラットフォーム」「人気」。「ソーシャルメディア」の中には「Facebook」「Instagram」「Telegram」「WhatsApp」がある。

行にある「合計」「アクティブ」「継続中」「停止」は何を意味する?
「合計」はそのプロフィールへ向かった広告の総数。「アクティブ」は現在向かっている広告の数。「継続中」は配信が定着し、安定して続いている広告。「停止」はすでに止まった広告の数だ。

自分のカテゴリで最もトラフィックが集まるTelegramチャンネルを探すには?
「Telegram」を開き、自分のカテゴリを選んで「広告数が多い順」に並べる。Instagram、アプリストア、Amazonでも同じ見方ができる。

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