要点: Spytrendの「ウェブサイト」では、競合サイトの訪問数と、そのサイトに向けた広告の数を並べて確認できる。この2つの数値を突き合わせると、Facebook広告の出稿とサイト訪問数の伸びが一致しているかどうかが見える。自分のドメインはデモで確認できる。
ウェブサイト:流入先のサイトを見る
ここでは見る対象が変わる。これまでのセクションは、誰が何の広告を出し、どこへ誘導しているかが中心だった。「ウェブサイト」が見るのは、その誘導先だ。競合サイトの訪問数と、そこに向けて出された広告の数を並べられる。この2つを突き合わせるのが、このセクションの肝になる。
Facebook広告の出稿とサイト訪問数の相関を追える。つまり、特定のプロジェクトのトラフィック増加がFBの広告展開と一致しているかどうかが見える。広告の出稿と同じタイミングで訪問数が急増したサイトは、いま広告流入で伸びているプロジェクトの実例だ。見つかるのは広告の組み合わせだけではない。スタートアップや訴求の切り口、新しい領域も見えてくる。着想や気づきを得るためのツールだ。
フィルター
サイトのデータが多いぶん、フィルターパネルもサービス内で最も項目が多い。
- 「Category」/「Site industry (traffic)」 — Spytrend独自の分類と、トラフィックに基づくサイト業界。
- 「すべての国」— 国・地域。ここではARを選択。
- ドメイン検索 — 特定のドメインを探す。
- 「Visits/mo」— 月間訪問数で絞る。
- 「Growth」— トラフィックの伸び率で絞る。
- 「Bounce」— 直帰率で絞る。
- 「Revenue」— サイトの推定売上で絞る。
- 「Backlinks」— 被リンクで絞る。
- WHOIS登録日 — ドメインの古さで絞る。
- 「アクティブ広告あり」/「商品あり」/「AIトラフィック」/「プラットフォーム」/「評価」/「最小広告数」/「Visitors/ad」/「トラフィックの急増」— 条件やしきい値を組み合わせ、対象外のサイトを除く。
上部にはワンクリックのプリセットもある。「訪問数トップ」「広告あり」「急成長」、そして中心となる「FBドライバー」だ。最後のプリセットは、Facebook広告とサイト訪問数の関係に沿って一覧を並べる。
1行から何が分かるか
1行が1サイトに対応し、データが横並びになる。左から、サイトとカテゴリ、広告のAIカテゴリ、国・地域、クリエイティブ、月間トラフィック、FB広告とトラフィックの関係、月間の新規広告数、訪問数、広告あたりの訪問者数、広告数の順だ。実例で見る。
betwarrior.bet.ar(「広告主」のセクションにも出てきたサイト):
- 広告カテゴリ — ギャンブル 92%。
- 国・地域 — AR 98%、MXも少し。
- 「Visits/mo」— 3.7M。月間訪問数はほぼ400万。広告の組み合わせに使うだけのランディングページではなく、規模のあるサイトだ。
- 「Growth」約+106.9%(2026年6月)— 訪問数が1か月で倍になった。
- 「訪問者/広告」— 7 257。広告1件あたりの訪問者数。
- 広告 — 381 active / 1 184。配信中の広告数と総数。
この行から、出稿と流入の相関がすぐ読める。FBでは381件の広告が配信中で、同時にサイトのトラフィックも大きく伸びている。広告が機能し、プロジェクトが伸びている様子だ。
主な指標
主な指標はこう読む。
- 「Visits/mo」— サイトの実際の月間訪問数。
- 「Growth」(%)— 訪問数の変化。増加は緑、減少は赤。
- 「FBシグナル」— 広告とトラフィックの相関。隣り合う小さなグラフで、増加のタイミングが重なるかを確認できる。
- 「訪問者/広告」— 広告1件あたりの訪問者数。
- 広告(active / 合計)— そのサイトに向けた広告の数。
同じ行には、推移を示す小さなグラフ、クリエイティブのサムネイル、国旗付きの国・地域も並ぶ。カードを開かずに確認できる。
着想につなげる読み方
見るべきは、広告の出稿量とトラフィックの変化を並べたときの関係だ。
- 配信中の広告が多く、訪問数も急増 — いま広告出稿で伸びているプロジェクト。訴求の切り口が機能している。
- トラフィックが非常に多いのに広告は少ない — オーガニック流入やブランドで集客しており、広告への依存は小さい。
- 広告が多いのにトラフィックはまだ小さい(立ち上げ時のconvertixapp.comのように)— 初期段階。広告の組み合わせや方向性を市場より早く見つけられる。
- 「急成長」と「FBドライバー」で絞る — 広告の出稿増とトラフィックの伸びが重なったサイトを素早く拾える。
こうして、積極的に広告を出し、流入を伸ばす新しいスタートアップに出会える。その見せ方を分析し、何がうまくいっているのかを把握できる。カテゴリ、国・地域、伸び率、ドメインの古さを目的に合わせて切り替え、着想を探せる。
このセクションのまとめ
「ウェブサイト」は、流入先から広告の流れをたどる。「ハブ」がトラフィックの行き先を示すなら、「ウェブサイト」はその先で何が起きたかを示す。サイトの訪問数、その伸び、Facebook広告との相関が分かる。「広告→訪問数」の関係から、伸びているプロジェクトや新しい訴求、次の方向性を他より早く見つけるためのツールだ。
FAQ
「ウェブサイト」では何が分かる?
ドメインごとの実際の訪問数と、そこに向けて出された広告の数が分かる。2つの数値を突き合わせ、Facebook広告とサイト流入の関係を見られる。
サイトが広告によって伸びているか、どう判断する?
広告の出稿量とトラフィックの推移を比べる。配信中の広告が多く、訪問数も急増していれば、広告出稿で伸びていると読める。訪問数が非常に多い一方で広告が少なければ、オーガニック流入やブランドが中心だ。
「FBドライバー」プリセットとは?
パネル上部にあるプリセットで、Facebook広告とサイト訪問数の関係に沿って一覧を並べる。隣には「訪問数トップ」「広告あり」「急成長」がある。
サイトごとにどんな指標が見られる?
「Visits/mo」は月間訪問数、「Growth」(%)はその変化、「FBシグナル」は広告とトラフィックの相関、「訪問者/広告」は広告1件あたりの訪問者数を示す。広告(active / 合計)では、そのサイトに向けた広告数を確認できる。
どんな条件でサイトを絞れる?
Spytrend独自のカテゴリと、トラフィックに基づくサイト業界、国・地域、ドメイン、月間訪問数、伸び率、直帰率、推定売上、被リンク、WHOISによるドメインの古さで絞れる。配信中の広告や商品の有無、その他の条件・しきい値も使える。