損益分岐点計算ツール:必要販売数・損益分岐ROAS・上限CPA

損益分岐点計算ツールで、固定費・販売単価・変動費から必要な販売数量を確認。損益分岐ROASと上限CPAも、登録不要・無料で計算できます。

コストを入力

Selected: USD $

家賃・給与・ソフトウェア代など、一定期間(通常は1か月)の費用。

損益分岐点の販売数量

400

損益分岐ROAS

1.67×

上限CPA

$30.00

注文1件の獲得にかけられる費用の上限です。

計算式

販売数量 = 固定費 ÷(販売単価 − 変動費)。損益分岐ROAS = 1 ÷ 粗利率。

1個あたりの限界利益
$30.00
損益分岐点売上高
$20,000
損益分岐点の販売数量
400

1か月以上続いている広告を見る

赤字の広告に広告主が費用を払い続けることはめったにありません。Spytrendでこうした広告を見て、自社の損益分岐ROASと照らし合わせてください。

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損益分岐点は、固定費を限界利益で割って求めます。限界利益とは、販売単価から1個あたりの変動費を差し引いた金額です。計算結果が、その期間の赤字をなくすために必要な販売数量になります。さらに粗利率から、損益分岐ROAS(1 ÷ 粗利率)と、1件の注文獲得にかけられる費用の上限を求められます。

4つの数値から、4つの指標を算出します。費用を回収するための販売数量、その売上高、損益分岐ROAS、そして注文1件の獲得にかけられる費用の上限です。

計算できること

損益分岐点の販売数量・売上高・超えるべきROASがわかる

損益分岐点とは、収入で支出をまかなえるラインです。計算に必要な情報は、自社の費用を確認すればすべて揃います。

計算結果:

  • 損益分岐点の販売数量。 固定費を1個あたりの限界利益で割り、小数点以下を切り上げた数量です。
  • その数量を販売したときの売上高。 販売数量に販売単価を掛けた金額です。売上目標と同じ通貨で表示されます。
  • 損益分岐ROASと注文獲得費用の上限。 キャンペーンのROASが超えるべき下限と、CPAが下回るべき上限です。

損益分岐点に達しても、利益が出るわけではありません。計算結果でまかなえるのは入力した費用だけです。実際の事業では、税金・返品・返金・チャージバック・プラットフォーム手数料などもかかります。

商品ごとに利益率が異なる場合、商品全体の損益分岐点は加重平均の利益率で決まります。各商品を個別に計算してください。

使い方

損益分岐点を3ステップで計算

  1. 固定費を入力

    販売数が1個でも1,000個でも発生する費用を合計します。家賃・給与・ソフトウェア代・月額契約料などが該当します。対象期間は統一し、通常は1か月分を入力します。

  2. 販売単価と変動費を入力

    販売単価は、お客様が商品1個に支払う金額です。変動費は、その1個を届けるためにかかる商品原価・送料・梱包費・決済手数料です。入力すると、必要な販売数量が表示されます。

  3. 粗利率を入力

    販売単価から変動費を差し引いた残りの割合を入力します。販売単価が$50、変動費が$20なら60%です。損益分岐ROASと注文獲得費用の上限が、追加の2つのカードに表示されます。

すべての入力欄で、通貨と対象期間を統一してください。月額の家賃と年間ライセンス料を一緒に入力すると、ライセンス料を12倍に計上してしまいます。それでも、計算結果は一見もっともらしく見えてしまいます。

計算式

損益分岐点の販売数量 = 固定費 ÷ 限界利益

損益分岐点の販売数量は、固定費を1個あたりの限界利益で割って求めます。1個あたりの限界利益は、販売単価から1個あたりの変動費を引いた金額です。その販売数量に販売単価を掛けると、損益分岐点売上高になります。

よくある間違いは、変動費を固定費の欄に入れてしまうことです。送料・決済手数料・商品原価は販売数量に応じて増えるため、変動費に含めます。

計算例

販売単価$50・固定費$12,000なら、400個で損益分岐点に到達

1商品だけを扱うストアで、販売単価は$50とします。1個あたりの仕入れ・ピッキング・発送に$20かかるため、1個売るごとの限界利益は$30です。家賃・給与・ソフトウェア代は月額で合計$12,000です。

$12,000 ÷ $30 = 400個で、月の売上高は$20,000になります。それを超えると、1個売るごとに粗利益が$30増えます。

販売単価$50に対して粗利益は$30なので、粗利率は60%です。損益分岐ROASは1.67×、注文1件の獲得にかけられる費用の上限は$30.00になります。

計算例の入力値と結果

項目値
1か月の固定費$12,000
販売単価$50.00
1個あたりの変動費$20.00
1個あたりの限界利益$30.00
損益分岐点の販売数量400
その時点の売上高$20,000
粗利率60%
損益分岐ROAS1.67×
注文1件の獲得費用の上限$30.00

粗利率とROAS

1 ÷ 粗利率が、超えるべきROASの基準

損益分岐ROASは、1を粗利率で割った値です。粗利率40%なら、広告費$1に対して$2.50の売上が必要なので、損益分岐ROASは2.5×です。この時点では広告費を回収できただけで、それ以上の利益はありません。

つまり、ROASの良し悪しは数字だけでは判断できません。粗利率70%なら1.43×、20%なら5×が損益分岐点です。実際のROASを、自社の損益分岐ROASと比較してください。

同じ粗利率から、注文獲得費用の上限も決まります。計算式は、販売単価 × 粗利率です。$50の売上で粗利率40%なら上限は$20.00なので、CPAが$21ならすでに赤字です。

販売単価$50の場合の粗利率別・損益分岐ROAS

粗利率損益分岐ROAS注文獲得費用の上限
20%5×$10.00
30%3.33×$15.00
40%2.5×$20.00
50%2×$25.00
60%1.67×$30.00
70%1.43×$35.00
80%1.25×$40.00

値引きの影響

20%値引きすると、必要な販売数量は50%増える

$50の商品を20%値引きすると、販売単価は$40になります。変動費$20は変わらないため、限界利益は$30から$20に減ります。減少幅は5分の1ではなく、3分の1です。損益分岐点の販売数量は400個から600個に増えます。

広告の指標も変わります。粗利率は60%から50%に下がり、損益分岐ROASは1.67×から2×に上昇。注文獲得費用の上限は$30.00から$20.00に下がります。販促が終わってからではなく、始める前に計算し直してください。

利用制限

無料版の利用制限

計算はブラウザ内で行われます。回数制限もアカウント登録もなく、入力した数値は保存されません。

1回の計算で扱えるのは、1商品・1期間・1通貨です。通貨の選択を変えても記号が変わるだけで、通貨換算は行われません。

マーケターの活用法

広告費を$1使う前に、超えるべきROASを把握する

広告管理画面では、ROAS 2.1が好成績として表示されます。本当にそうかは粗利率次第です。粗利率60%なら2.1で利益が出ますが、40%なら赤字です。損益分岐ROASがあれば、管理画面の数値から採算を判断できます。

注文獲得費用の上限を使えば、CPAも同じように判断できます。CPA $24という数字だけでは何もわかりません。上限$30と比べればまだ伸ばす余地がありますが、上限$20なら停止すべきキャンペーンです。

必要な販売数量は、キャンペーンに求められる獲得ペースも示します。1か月が30日の場合、400個を売るには1日14件の注文が必要です。1日9件しか獲得できていなければ目標に届かず、そのことが最初の1週間でわかります。

計算だけではわからないのが、同じ市場の他社がどんな広告を出しているかです。Spytrendでは各広告とその継続日数を確認し、ここで求めた数値と照らし合わせて分析できます。

Spytrendでさらに分析

続いている広告をもとに、自社の価格と販促を検証

損益分岐点の計算でわかるのは、自社のコストに基づく採算ラインです。Spytrendなら、そこに市場の情報を加えられます。

Spytrendは、Facebook・TikTok広告の分析プラットフォームです。過去5年分の広告を網羅したアーカイブをAIが33のビジネスカテゴリに分類。広告主ごとに、すべての広告・ページ・ドメイン・国を1枚のカードに集約しています。

コスト表だけではできない2つのこと

  • 配信中のオファーと比較して価格を決める。 自社で扱う商品を検索し、その商品に言及している広告のオファーを確認します。セット販売、送料無料になる購入金額、クリエイティブに記載された価格などです。何週間も続いているオファーは、その広告主が費用をまかなえているオファーです。
  • 値引きのタイミングを見極める。 値引きで何個多く売る必要があるか把握したら、同じ市場のセール広告がどれくらい続いていたかを確認します。週末だけで終了した販促と、2か月続いた販促では、読み取れることが違います。

損益分岐点の計算から市場分析へ、3つのステップ

  • 対象市場の広告を探す。 競合のブランド名やドメイン、または自社で扱う商品を入力します。
  • 長く続いている広告に絞る。 広告の継続日数を30日以上に設定し、早期に停止されたテスト広告を除外します。
  • 最も長く続いている広告を分析。 その広告主のページを開き、オファーと価格を自社の損益分岐ROASと照らし合わせます。

始め方

価格を決める前に、無料アカウントを作成し、競合のブランド名やドメインを検索してください。無料アカウントで広告ライブラリを利用でき、有料プランでは新着広告とすべてのフィルターが使えます。

よくある質問

同じ市場で広告費が投じられ続けているオファーを見る

判断の基準は、自社の損益分岐ROASです。Spytrendでは、同じ市場で広告費が投じられ続けている広告を、配信開始日と継続日数とともに確認し、その基準に照らして分析できます。

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このツールをサイトに埋め込む

この計算ツールを自分のページに設置できます。以下のコードをHTMLに貼り付けてください。どのサイトでも使え、アカウントは不要です。計算はこのページとまったく同じように、訪問者のブラウザ内で行われます。

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計算はブラウザ内で行われ、入力した数値は保存されません。損益分岐点は利益が出るラインではなく、入力した費用をもとに、その期間の赤字がなくなるラインです。