ブランドの広告配信国を調べるには、サイトのドメインを入力して「配信国を表示」を押します。Facebook・Instagram広告の配信が確認されたすべての国と、国別の広告数・配信中の広告数、月別の新規広告数が表示されます。Meta広告ライブラリでは集計できない国別の広告数も、このツールなら確認できます。
ツールの概要
ブランド名ではなく、サイトで広告を検索
検索に使うのは広告主名ではなく、リンク先のドメインです。ブランドが複数のページや代理店アカウント、地域別プロフィールから広告を配信していても、リンク先が同じサイトなら、名前で検索すると分かれてしまう広告をまとめて確認できます。
サブドメインは同じブランドとして扱います。shop.brand.comはbrand.comに含まれます。別のドメインは個別の検索となるため、brand.deとbrand.comは2回に分けて調べます。
サイトを1つ入力するだけで、ブランドがどこで、どれだけ広告を配信し、今も拡大しているかを1画面で確認できます。
確認できること
ブランドのすべての広告配信国と、国別の広告数
ブランドの広告が配信されたすべての国と、国別の広告数・配信中の広告数を確認できます。
表示される内容:
- 配信国の一覧 すべての配信国を広告数の多い順に表示します。国別の広告数と、ブランド全体に占める割合も確認できます。
- 国別の配信中広告数 総広告数の隣に、現在配信中の広告数を表示します。広告が100件あっても配信中が0件なら、そのブランドがその市場から撤退したことを示します。
- 月別の新規広告数 直近の各月に新しく確認された広告数を表示します。広告展開を拡大しているブランドと、既存のクリエイティブを使い続けているブランドを見分けられます。
対象はFacebookとInstagramです。Google、TikTok、ネイティブ広告ネットワークは集計に含まれないため、ここで動きが少なく見えるブランドも、別の媒体では広告を配信している可能性があります。
使い方
広告配信国を調べる:3つのステップ
ドメインを貼り付け
brand.comと入力するか、広告からコピーした完全なURLを貼り付けます。wwwやパスは自動で取り除きます。
「配信国を表示」を押す
広告数の多い順に配信国が表示され、各国の配信中の広告数も確認できます。
月別の推移を確認
月別の新規広告数を見ると、広告展開が拡大しているのか、過去に集中的に配信した広告が残っているのかを判断できます。
複数のサイトを持つブランドは、ドメインごとに調べてください。
広告ライブラリとの違い
Meta広告ライブラリだけではわからないこと
Meta広告ライブラリも無料で利用できます。アカウント不要の公式アーカイブで、広告そのものを確認するのに適しています。
ただし、国別の広告数は集計されません。すべての国を一括で検索することはできますが、あるブランドが22か国で広告を配信していると知るには、国を1つずつ絞り込み、手作業で数える必要があります。
また、広告のリンク先サイトではなく広告主名で検索するため、複数のページを運用するブランドは、それぞれ別の広告主として表示されます。
知りたいこと別に、2つのツールを比較
| 知りたいこと | 調べやすいツール |
|---|---|
| 特定の広告がどんな内容か | Meta広告ライブラリ:クリエイティブを確認できる |
| ブランドがどの国で広告を配信しているか | このツール:1回の検索ですべての配信国を表示 |
| 国ごとの広告数 | このツール:自動で集計 |
| その市場で今も広告を配信しているか | このツール:総広告数の隣に配信中の広告数を表示 |
| 以前より多くの新規広告を配信しているか | このツール:月別の新規広告数で確認 |
| 広告が正確にどのオーディエンスをターゲットにしたか | どちらでもわからない:EU域外では公開されていない |
数値の見方
わかるのは広告の配信国。ターゲティング設定とは異なります
表示されるのは広告が配信された国であり、広告主が広告マネージャで選んだターゲティング設定ではありません。EU域外では、Meta広告ライブラリを含め、こうした設定は公開されていません。「この国で広告が配信されている」という情報としてご覧ください。
数値はリアルタイムではなく定期的に再集計するため、配信を開始したばかりの広告はまだ含まれていない場合があります。
利用制限
無料版の利用制限
初回は登録不要で無料です。メールアドレスを入力すると、もう1回検索できます。その後はSpytrendの無料アカウントを作成すると、広告ライブラリでこの検索結果を開けます。有料プランでは最新の広告とすべてのフィルターも利用できます。
ドメインを読み取れなかった場合や、システム側でエラーが発生した場合は、検索回数を消費しません。埋め込み版にも、このページと同じ利用制限が適用されます。
マーケターが使う理由
市場に参入する前に、競合が広告費をかけ続けている国を確認
競合が広告費をかけ続けている市場は、その競合にとって成果が出ている市場です。テスト後に撤退した市場も参考になります。自社の予算を使って試すより、競合の広告投資から学ぶほうがコストを抑えられます。
ある国に参入する前に知りたいのは、競合がその市場にどれだけ力を入れているかです。広告200件のうち配信中が3件の場合と、40件のうち35件が配信中の場合では、意味が異なります。
すでに追跡しているブランドなら、月別の新規広告数が動きを早く捉える手がかりになります。新規広告の投入が続いていれば、通常は予算が動いたサインです。
国別の広告数からわかるのは、ブランドがどこに広告費をかけているかです。その市場で何を訴求しているかまではわかりません。Spytrendなら、検索するだけで各国の広告と、その配信開始日・配信期間を確認できます。
Spytrendで次の分析へ
各配信国のすべての広告を、広告主ごとに1枚のカードに集約
このツールでは、ブランドがどの国で広告を配信しているかを確認できます。
Spytrendは、Facebook・TikTok広告を分析する広告インテリジェンスプラットフォームです。過去5年分の広告アーカイブを備え、AIが33のビジネスカテゴリに分類。広告主ごとに、すべての広告・ページ・ドメイン・配信国を1枚のカードにまとめて確認できます。
こんな方に
市場を選ぶメディアバイヤー、競合の拡大を追うブランドチーム、提案前に市場を説明する広告代理店に役立ちます。
Spytrendで確認できること
- 実際の広告 集計された広告のクリエイティブを確認できます。ある国の広告300件を、300通りの訴求として読み解けます。
- 各広告の配信期間 配信開始日と配信日数を確認できます。春から広告費をかけ続けているクリエイティブと、先週配信を始めたものを見分けられます。
- ドメインを運営する広告主 ページ・ドメイン・配信国を1枚のカードに集約。複数のアカウントを運用するブランドも、1つの広告主として把握できます。
- 動画広告の内容 有料プランでは、Spytrend内のどの動画広告もワンクリックで文字起こしできます。
ドメインを1つずつ調べるだけでは足りない理由
カテゴリ全体を調べる場合、ドメインを1つずつ検索する方法では効率よく進められません。まずすべてのドメインを見つける必要があり、国別の広告数だけでは、どの訴求に広告費が投じられているかもわかりません。
始め方
ここでドメインを調べたら、Spytrendで同じドメインを検索し、数字の内訳となる広告を確認してください。無料アカウントを作成すると広告ライブラリを利用でき、有料プランでは最新の広告とすべてのフィルターも利用できます。