Facebook広告のベンチマークは、表から確認できます。選択した国で十分な広告数がある業種ごとに、広告1件あたりのEUリーチ中央値、動画広告の割合、広告主あたりの広告数、集計対象の件数を表示します。別の国を選ぶと、その国の表に切り替わります。
1つの市場の各業種を、アンケートではなく実際の広告データで比較できます。
確認できること
各業種の広告の一般的な水準を数値で確認
広告費をかける前に、業種ごとの一般的な水準を確認できます。標準的な広告が何人に届くのか、動画広告がどれくらい使われているのか、広告主が何件の広告を出しているのかがわかります。知っている競合数社の広告から時間をかけて推測する必要はありません。
表は国別、またはすべての国を対象に表示できます。業種ごとに1行でまとめ、先頭に「全業種」、その下にリーチが広い業種から順に並びます。
各列の意味:
- EUリーチ中央値 標準的な広告がEU内で何人に届いたかを示します。EUで配信された広告についてMetaが公開するリーチをもとに算出します。EU域外の国を選んだ場合も、その国の広告のうちEUでも配信されたものを集計します。リーチが公開されている広告が少ない場合は「—」と表示します。
- 動画広告の割合 その業種の広告のうち、クリエイティブに動画を含む広告の割合です。それ以外は画像広告です。形式を判別できなかった広告は集計から除外します。
- 広告主あたりの広告数 その業種の広告主が最近出した広告の平均件数です。業種内の広告数を広告主数で割って算出します。数値が高い業種ほど、広告主が多くの広告をテストしていることを示します。
- サンプル数 各行の集計対象となった広告数と、それらを配信した広告主数です。サンプルが多いほど、数値は安定します。
その国で広告数が少ない業種は、誤解を招く数値を示さないよう、行自体を表示しません。EUリーチ中央値を業種間で比較し、表内の業種の中間水準を大きく上回る場合は緑、大きく下回る場合は黄で表示します。
使い方
Facebook広告ベンチマークの使い方:3つのステップ
表から自社の業種を探す
ページを開くと、米国のベンチマークが表示されます。十分な広告数がある業種ごとに1行でまとめ、先頭に「全業種」を表示します。業種はAIで分類しています。
国を選択
別の国、または「すべての国」を選び、「ベンチマークを表示」を押します。初回の検索は無料・登録不要です。
自社の業種と比較
自社のリーチ、動画広告と画像広告の比率、出稿する広告数を、該当する業種の行と比較します。大きく上回る場合も下回る場合も、その理由を確認しましょう。
数値を個別に見るだけでなく、行全体を見て判断しましょう。動画広告の割合が高く、広告主あたりの広告数も多い業種では、動画を大量に制作・テストしていると考えられます。動画広告の割合が低い業種では、今も画像広告が主流です。
利用制限
無料版の利用制限
初回の検索は無料・登録不要です。メールアドレスを入力すると、もう1回検索できます。その後はSpytrendの無料アカウントを作成すると、広告ライブラリ全体にアクセスできます。有料プランでは最新の広告とすべてのフィルターも利用できます。
ページを開いたときに表示される表は、無料で閲覧できます。
マーケターが使う理由
市場の数値をもとに目標を設定し、一般的な水準を把握
広告アカウントを見直すと、いつも同じ疑問が出てきます。このリーチは低いのか、動画をもっと作るべきか、広告数が少なすぎるのか。市場の数値がなければ、答えは主観に頼ることになります。ベンチマークがあれば、比較して判断できます。
新しい国で広告配信を始める運用担当者は、最初のクリエイティブを発注する前に、各業種で動画広告がどれくらい使われているかを確認できます。
参入する業種を選ぶ事業者は、サンプル数と広告主あたりの広告数から、競合が少ない業種と競争が激しい業種を見極められます。
ベンチマークでわかるのは数値までです。そのもとになった広告のクリエイティブ、広告文、配信期間は、Spytrendで検索すれば確認できます。
Spytrendで次の分析へ
数値のもとになった広告を確認
このページでは、1つの市場の各業種を数値で確認できます。
Spytrendは、Facebook・TikTok広告の分析プラットフォームです。過去5年分の広告アーカイブを備え、AIで33の業種に分類しています。広告主ごとに1枚のカードにまとめ、すべての広告、ページ、ドメイン、配信先の国を1か所で確認できます。この表にある業種と国は、Spytrendでもフィルターとして使えます。
ベンチマークだけではできない2つのこと
- 中央値を上回る広告を探す 数値からわかるのは一般的な水準です。Spytrendでは同じ業種の広告を配信期間順に並べ、長く配信された広告から確認できます。
- 特定の競合を追う ベンチマークは市場全体の傾向を示します。広告主のカードでは、1社の広告、ページ、配信先の国をまとめて確認できます。
Spytrendで業種を選ぶと確認できること
- その業種のすべての広告 広告ライブラリを同じ業種と国で絞り込み、実際の広告を確認できます。
- 広告形式やアクションボタンでの絞り込み 動画広告や特定のボタンに絞り込み、どの広告主が使っているかを確認できます。
- 広告ごとの配信期間 各広告には、配信開始日と配信日数が表示されます。
ベンチマークから実際の広告を見るまでの3ステップ
- Spytrendで同じ業種を開く 広告ライブラリを対象の業種と国で絞り込みます。
- 配信期間順に並べ替える 最も長く配信された広告から順に表示されます。
- 共通点を見つける 上位の広告に繰り返し登場するフック、広告形式、オファーから、市場で反応を得ている要素が見えてきます。
数値に加えて実際の広告も見る理由
ベンチマークでわかるのは、市場の中間にあたる水準です。実際の広告を見れば、次の施策のヒントが得られます。長く配信された広告に共通する要素や、短期間で終わった広告に足りない要素を確認しましょう。
始め方
Spytrendの広告ライブラリで自社の業種を開きましょう。無料アカウントを作成すると、広告ライブラリを利用できます。有料プランでは最新の広告とすべてのフィルターも使えます。